バリュエーション 実践編 D
上場会社を対象にバリュエーション実務に取り組み、株価の解釈と実務的な意思決定への活用を検討します。
ゴール
上場会社を対象にバリュエーション実務に取り組み、株価の解釈と実務的な意思決定への活用を検討します。
概要
上場会社をDCF法とマルチプル法（類似会社比較法）で自分なりに評価し株価を解釈します。具体的には、企画の現場で「初期的なバリュエーション」と呼ばれる水準の検討に公開情報に基づき取り組んだ上で、対象会社の株価が「どのような背景から」「どのような水準で」ついているか議論します。さらに、「株価水準を動くとしたら何が契機となるか」「対象会社とのM&Aを検討するとしたらバリュエーションの視点でどのような論点に留意すべきか」といったバリュエーションの実務への活用を議論します。実践編 Dに取り組めれば、バリュエーションについて企画の実務に入る実力は十分にあります。皆さんとの議論を楽しみにしています。
できるようになること
バリュエーションに「実務レベルで取り組み、解釈・活用できます」、と言いたいところですが、バリュエーションは深淵であり解釈・活用できるようになると断言は難しいです。少なくとも、実務レベルのバリュエーションの解釈と企業の意思決定への活用を体感していただけます。
こんな方にお勧め
責任を持ってバリュエーションを扱い議論する立場の方／そのような仕事に携わりたい方にお勧めします。
- 経営企画で、ファイナンスを理解した上で、企業戦略・事業戦略の検討、経営管理やM&Aの推進などに高いレベルで取組みたい方
- 投資銀行やPEファンドなどのプロフェッショナルで、バリュエーションの実務を効率よく高いレベルで身につけたい方
- IRや経理で、バリュエーションを理解した上で、機関投資家への対応やM&Aの推進などに高いレベルで取組みたい方
- セカンダリーの投資家で、プライマリーの現場で取組む詳細なバリュエーションに触れたい方
受講に必要な事前知識など
- DCF法について実務レベルの理解（バリュエーション 実践編 Aのレベルの理解に加え、バリュエーション 実践編 Cのレベルの一部の理解）
- マルチプル法について実務レベルの理解（バリュエーション 実践編 Bで扱うレベルの理解）
受講に必要な環境など
- 受講にはExcelがインストールされたPCが必要です。
- 動画で解説を確認しながらExcelで作業するシーンが多くあるため、「2画面」での受講（デュアルディスプレイや、PCとタブレットの併用）を推奨します。
- WindowsのExcel（Microsoft 365）で解説します。MacのExcelでも受講できますが、操作が解説と異なる場合があります。Google Sheetsでの受講が可能かは検証していません。
実施形式と受講期限
本コースはシステム（動画）とゼミ（リモート対面）の組み合わせで提供され、システムで予習の上でゼミに臨んでいただきます。ゼミの開講日を確認しお申込み下さい。システムへのアクセス期限は最後のゼミが終了した日の翌月末です。
認証
本コースを修了した方へは成績に基づく評価認証が発行されます。成績は実務を模した課題に取り組んだ上で講師と個別面談（〜30分）を行い評価します。
構成
合計：11.5時間
- 動画レクチャー：2.0時間
- ワーク：7.0時間
- ゼミ：2.0時間
- 個別面談：0.5時間
主なトピック
| バリュエーションの実践、解釈、活用 | 事業計画（財務三表モデル）・DCF法モデル・マルチプル法モデルの検討、モデルによる評価結果と評価シミュレーションから得られる示唆、対象会社の株価の解釈、企業の意思決定への活用 |
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制作担当講師
藤波 由剛
プリンシプルズ代表取締役CEOとして、BizObi（ビズオビ）の事業とコンテンツ制作を統括。BizObiでは、起業の経験と前職の投資銀行での知見に基づき、事業分析、バリュエーション（企業価値評価）、事業企画、マネジメントなどのコンテンツを制作提供。
村橋 秀一
公認会計士。監査法人トーマツ、フロンティア・マネジメント、野村證券を経て、村橋公認会計士事務所を設立し独立。監査、財務DD、M&Aアドバイザリーなどの豊富な実務経験を持つ。BizObiでは、財務会計・財務モデリング・バリュエーション（企業価値評価）領域のトレーニング制作と講師を担当。
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